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イワモトのよろこび1117回

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諸行無常

狂瀾怒涛の天変地異で、平和で普通に送られていた日常生活が一瞬にして流された現場へ行ってきました。

積載号に軽自動車、そしてATUSIに「5万キロワンオーナー」のプレミオをドライブしてもらい日差しが暖かい東北道をひたすらに北上しました。
先週、納車で現地を訪ねたATUSIの弟から「道路のつなぎ目が結構段差きつくてトラック飛ばすと飛びますよ!」と聞いてはいたモノの、本当に白川あたりから路面状態が明らかに悪くなってくる。
橋や道路のつなぎ目が、下がってしまったところが多いらしく「段差アリ」の看板を見落として110キロぐらいで突っ込んだら荷台の軽自動車が飛んだ程に跳ねる。
後ろ走っていたATUSIから「本当に軽おっこっちゃったかと思った!」とTELが入るぐらい路面状態悪いです。
自衛隊の兵員輸送車やタンク車、そして各方面のナンバープレートをつけた警察や警官隊の大型バスなどが隊列を組んで被災した現地に向かっているのですが、本当に凄い人数が展開しているのが一目瞭然です。
国の衛を縁の下で支えてくれて、殆ど表に出ること無く黙々と任務に当たる皆さんには心より敬意を表します。ありがとう自衛隊・警察機構の皆さん!!

仙台南インターを出てそのまま海沿いを北上する有料道路へ。
入ってすぐに海が近いらしく右手は津波が押し寄せたがれきのあとが確認できる。
高速が結構、津波を堰き止めたと聞いてはいましたが、ホントに左右で天国と地獄程に真逆な光景が広がる様は異様でした。

「石巻港」で高速を降りてみると、1キロぐらい海に向かうあたりから日常とは真逆な光景が目に飛び込み始めます。でも、まだ津波が奧の奧まで来たあたりですら車はあらぬ場所にあらぬ角度で突っ込んでいたり、畑に真ん中や畦みちにひっかかっていたり。
更に進むと見覚えにある国道沿いは左右に瓦礫が集められた場所や、1階部分をトタンやベニヤで覆っている店舗水没した新車デーラーの端っこに集められリアガラスに×マークが貼られて廃車を待つ泥汚れた未使用車の固まり・・。揺れも酷かったようで大きな看板がついていた古そうな雑居ビルは3階を壁面を覆っていた大きな看板が落下して歩道を塞いだまま・・・。しかし国道から更に海に近いランドモータースに向かうと道の左右には瓦礫が堆く積み上げられ、いったい何処から流れ着いたのか解らない程の大量の家の破片やら壊れた家財やら電気製品の類もうメチャクチャな物が海水とヘドロの混じった何だかよく解らない固まりが彼方此方に積み上がっています・・・。

大きな製紙工場の後ろでひっそりと小さな美しいログハウスを18年前に建て営業を開始したランドモータースは左右から流れ込んできた津波にのみ込まれましたが、工場が波除けの役目を果たしてくれたため丸2日以上2メートル近い海水にドップリと浸ってはしまいましたが、事務所のログもリフトのあるガレージピットも原形はとどめており再建できそうです。一段高い基礎の上に造られたログのガラスにはきっちりと水の高さ跡が残っていました。ヘドロ混じりの海水は引きましたが未だに強烈な悪臭を放っています。
挨拶をして、持ってきたエンジン式の高圧洗浄機の使い方を説明し従業員のお兄ちゃんに掃除をお願いして三浦店長が折角だから爪痕ご案内しますとのことで、早速持って行ったコロナに3人で乗り込む。
会社出ていきなり遭遇したのは、いったいどうしたらこうなるのかと言うぐらいにグチャグチャな真新しいフォレスターとアルト・・・。思わず写真撮るくらい衝撃的だったのですが、三浦氏が「イヤーまだまだ序の口です」と謙遜するぐらい更に酷い光景が数百メーター先から始まる・・・。右折し海に面して右手に2~3キロ程住宅地が広がっていたはずの場所は、左右ともまるで空爆されてしまったのような錆による赤茶と焼け焦げによる黒だけの世界。
普通の火事場では木造が焼け残った炭のような状態からで立ちのぼる独特な火事場の臭いに覆われていますが、此処の消失現場はみなとの備蓄タンクから漏れた油や車のガソリンで丸2日以上に渡って燃え続けスッカリと鉄や石などを残して焼け尽くされています。そして海まで続いていたはずの住宅は最近建てられた運の良い建物の側を残して全てが跡形もなく無くなっている・・・。
少しだけ奧の高台になっているところのマンションは何事もなく洗濯物が夕日を浴びながらそよぐ普通の光景が見えるが、足許から海までの荒涼とした瓦礫の山に流す涙も出ない程にショックを受けました。酷すぎる惨状。

三浦氏曰く「来れでも数日前まで道が瓦礫で埋まっちゃって車が通れる状態ではなかったため今はかなりマシになった方なんです」とのことでしたが、もうマシの定義すら解らなくなってしまう程に酷い。
さらに「あそこは避難場所に指定されていた小学校なんですが、あそこまで津波が押し寄せちゃってまだかなりの子供達が見つかっていません・・・・。」もうあまりにもグジャグジャすぎて考えること言葉を発することすら出来なくなってくる。
車は北上川沿いの道を上流に登り始める。家が基礎しか無いような場所、陸に揚げられてトンでもない方向にトンでもない角度で突っ込んでいる「船」、家はあっても2階まで津波に押し寄せられて中がグジャグジャの家や商店工場もう、いったい何がどうしたらこうなるなんて説明が出来ない程の惨状だらけと言うより全て全部が惨状であり傷跡しかない。穏やかで波一つ無い鏡のような水面はどんな気持ちでこの惨状を写しているのだろうか。ひたすらに静かで動きが無くなりあり得ない状態を曝し続けている家とよばれていた物体。
IWAMOTOが訪ねる度に寄っていた川沿いの海鮮丼がとても美味しい「友福丸」http://www.tomofukumaru.com/index.html も床と入り口だったあたりしか残っていませんでした。本当に残念な思いでしたが、帰宅後にHP開けてみると、社員の方が全員無事である旨が載っておりました。是非再建して欲しいものです。又あの極上に美味い海鮮丼食べに行きたいです。大変だと思いますが是非再建頑張ってください!!

車は石巻を一望できる小さな丘を登ります。
夕日に照らされる美しいオレンジ色に輝く海、手前に広がっていたはずの集落は瓦礫と化して荒涼な光景が広がっています。思わず何度も訪れている大好きな石巻の全てに心から手を合わせました。

何から手をつけたらよいのか途方に暮れて涙も出たし怒りもわき起こったが、それでも「再建しよう」と立ち上がった三浦氏は語ります・・・。
「誰も戻ってこないかもしれないけれど、此処で頑張ルと決めました!!何としても1日も早く元通りとは行かないかもしれませんが営業再開します」
小さな小さな四輪駆動を扱う中古車ショップが小さくエンジンをかけようと奮闘を始めました!

早速今日、携帯の着信に「ランドモータース」の文字が・・・・

お礼の言葉と共に「ワンボックスのオーダーが入りましたので探してください!」とのこと。嬉しくて電話切ってから涙が出てきました。
一緒に再建に向けて一ッ歩を踏み出しましょう!!頑張ろう東北!!頑張ろう石巻!!頑張ろうランドモータース!!

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テーマ : 旧車
ジャンル : 車・バイク

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