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イワモトのよろこび1158回

一年半近く楽しくドライブさせてもらった、「ベン太郎」ことベントレーターボRが先日「お嫁入り」しました。
旧クラウンワゴン→ワインレッドのセンチュリー→そして世界最高峰を誇るオーナードライバーカーの頂点ベントレーにと車種を移してきまして思ったことを感想文として書いてみます。

一言で行ってしまえば『乗ってみてよかった」につきます。

最近はNHKでドラマ化されて、一躍脚光をあびるようになりましたが以前より憧れていた男として尊敬できる「白洲次郎」氏。
若かりし頃には英国に留学し、まだ自動車そのものが贅沢品の極みだった当時にあってヨーロッパの自動車レースに参戦してガンガンぶっ飛ばしていたのが「ベントレー」・・・。
現在でこそロールスロイスのオーナーカー版みたいな位置づけになっていますが、元々は大排気量のスポーツカーメーカーであり、当時より大衆車数十台分に値する高額で雲の上の車を製造するメーカーでした。

一昨年の秋・・・・「かなり程度のよいターボRの売りモノが出ましたけれど社長乗ってみませんか」というラッキーな話をもらい、直ぐに「乗る乗る」とその気になる!!
IWAMOTOが、まだ小学校低学年の頃オヤジが出物が出たから買いに行く!!付いてこい!!と連れられて向かったのは山梨県甲府市でした。
大きなお寺さんのこれまた広い敷地内にある大きな屋根付き駐車場の扉をあけてみると!!何と見たことない様なでっかいクラシックカーが5台まさに格納されていました。
丸坊主の大きなご住職の趣味で集められた眩いばかりの「ロールスロイス」や「ベントレー」・・・・。
オヤジはそのうちの1台、黒と深い海老茶色のような御納戸色のツートンカラーに塗り分けられた「ベントレースポーツサルーン」に乗り込みました!!
「お前も乗ってみろ」と促されて恐る恐る前開きドアの取っ手に触れたときの緊張感と感動は今でも手のひらに蘇って来ます・・・・。
ドアを開けたときに、押し寄せてくる何とも言えない「いい香り」にクラクラします。
後ろから住職の低い声「仔牛の革8頭分使って張り替えたばかりの最高級レザーです」という声を夢現に聞きながら、座るとスプリングの程よい硬さとひんやりした革の感覚で白日夢のような酔ったような気持ちになったものです・・・。
もうこれに乗って帰れると思っただけで鼻血が出そうなぐらい興奮していました。
センターの丸い枠内にあったキーをオンにして、シルバーでほっそりとした美しいチョークボタンを引っ張り、足踏み式のセルモーターを回してエンジンを手動。
大きな車体を揺らしてこれまた大きなエンジンに火が入ると、エレガントな外見と裏腹なまでの猛々しさと低い排気音で失神しそうになった・・・。そんぐらい興奮していました・・・・。

幼少期にそんな出会があり暫く新宿の狭いお店に陣取っていた1937年式のベントレースポーツサルーン。
ふと思えば、あの山梨へいった頃のオヤジも45歳!!同じくターボRがやってきたのも46歳・・・・。
全く血は争えないというか、同じようなことをしているなーと不思議な縁に驚く。

横浜に車を取りに行った晩、前夜より興奮して遠足前の小学生のごとくに目が冴えて眠れなかった。
コインパーキングで僕を待っていた車は、どんな車よりも「威風堂々」としており圧倒的な存在感は他車が近寄り難いオーラを街灯の下でも誇っていた!!
キーを渡されて初めてドアを開けた時、一気に時空を超えて助手席のドアを恐る恐る開けた「小学生」の時の感覚を思い出した。あ~スゲー車だ!!夢のベントレーだ!!オイラが乗るんだ~!!興奮で鼻血が出そうだった!

敬愛する白洲次郎も愛したベントレーサウンドと痺れるような加速感、そして革の大好きな香りに包まれて幸せな蜜月を過ごさせていただいた・・・・。
時代遅れのリッター3・5キロの巨体ではありましたが、走る雅を十二分に堪能させてくれました!!

今はまた、不景気故に値段がかなり熟れてきたセンチュリーに戻りましたが、本当に素晴らしき自動車でした!

ありがとうベントレー!!


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テーマ : 旧車
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